お客様のご要望により
進化したセントリコン
シロアリの習性を利用したベイト工法
シロアリの習性を利用して最小限の薬剤で巣の根絶を可能にしました。
セントリコンを取り扱う施工防除業者(認定オペレーター)は、ナガセサンバイオの定める審査基準に合格した会社のみ、また特別な研修を受講し資格試験に合格した、その会社の所属する担当者のみが取り扱うことができます。
セントリコンの有効成分であるノバフルムロンは、昆虫などの体表や外骨格の主成分の合成を阻害する昆虫成長制御物質ですので、哺乳類・魚類等に対する毒性が低いものになっています。薬剤の中には有機溶剤や界面活性剤などは含まれていません。
薬剤の特性に管理方法の特性を併せ、セントリコンは作業者・居住者はもちろん、ペットや環境への高い安全性を実現しています。
ダウ・アグロサイエンス(米国、インディアナ州)が開発したセントリコンは、2000年7月、米国政府が制定する「環境に優しい化学」(グリーン・ケミストリー)分野における最高の栄誉とされる2000年米国環境栄誉賞(プレジデンシャル・グリーン・ケミストリー・チャレンジ・アワード)を受賞しました。
これは、セントリコンが家財をシロアリの被害から守るために進んだ防除方法であり、これまでの薬剤処理に比べて極めて微量の活性成分でシロアリを巣ごと根絶できることから、環境に対する負荷を低減することを可能にしたことが、評価されたものです。
環境栄誉賞は、1995年3月に環境汚染防止とエコロジーを推進するための政策として、クリントン大統領の提唱により制定されました。審査は米国環境保護局(EPA)によって行われます。その評価については、ある化学品が開発・製造・使用の場面を通して、一貫して環境に優しい化学を配慮されている技術であるかが、ポイントになっています。
環境栄誉賞は次の5部門からなっており、各部門1年に1つだけの受賞となっています。アカデミックアワード、スモールビジネスアワード、オルターナティブシンセティックパスウエーアワード、オルターナティブリアクションコンディションアワード、デザイニングセイファーケミカルアワードです。
セントリコンは、この中のデザイニングセイファーケミカルアワード(より安全な化学品の設計)を受賞しました。
また、プレジデンシャル・グリーン・ケミストリー・チャレンジ・アワードの詳細につきましては、米国環境保護庁ウェブサイトをご覧ください。
ベイト剤は、セルロースを基剤として0.5%(w/w)のノバフルムロンを含浸させており、有機溶剤、界面活性剤などを一切含有していません。
紙状のセルロースに含浸させてある為、薬剤の飛散がありません。
平均的なシロアリのコロニーを駆除するために必要なベイト剤の量は、200グラム以下です。
平均的なシロアリのコロニーを駆除するために必要なノバフルムロン量は、1グラム以下です。